介護費用シミュレーター

同居介護者の費用負担をどうするか

親と同居して介護している兄弟の費用負担はどう決めるべきか。介護の労力と金銭負担のバランスを解説。

親と同居しながら介護をしている方は、時間・体力・精神的な負担に加えて金銭的な負担も抱えがちです。「同居しているのだから費用も負担して当然」という声が兄弟から上がることもありますが、果たしてそれは公平でしょうか。

同居介護者の「見えない負担」

同居介護には、金銭に換算しにくいさまざまな負担があります。

介護労力の金銭換算

同居介護の労力を公平に評価するために、金銭換算する方法があります。訪問介護サービスの料金を参考にすると、以下のような目安になります。

これらをもとに、同居介護者が月にどれだけの「無償労働」を提供しているかを計算し、その分を金銭的負担から差し引くのが合理的です。

公平な負担割合の考え方

同居介護者がいる場合の負担割合は、「金銭負担」と「介護労力」の合計で考えるべきです。

  1. まず、介護にかかる総コスト(金銭+労力の金銭換算額)を算出する
  2. 各兄弟の負担能力(収入・資産)に応じて総コストを按分する
  3. 同居介護者の労力分を金銭負担から差し引く
  4. 結果として、同居介護者の金銭負担は他の兄弟より少なくなるのが通常

同居介護者の燃え尽き防止

同居介護者が限界を超えないために、以下の対策を講じましょう。

あなたの状況で負担額をシミュレーション

兄弟の人数・収入・介護費用を入力するだけで、法的根拠に基づいた負担割合を算出します。

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よくある質問

同居介護をしている場合、介護費用も全額負担すべきですか?
いいえ。同居して介護の時間・労力を提供している分、金銭的負担は軽減されるべきです。介護労力を金銭換算して、その分を他の兄弟が補填するのが公平です。
同居介護の労力はどのように金銭換算しますか?
訪問介護の料金を参考に算出します。身体介護は時給4,000〜6,000円、生活援助は時給2,000〜3,000円が目安。月の介護時間を記録しておくと客観的な評価ができます。
同居していると住居費が浮くから、その分多く負担すべきと言われました
住居費の一部を受益しているとしても、それは介護労力の対価に比べれば小さい金額です。総合的に見て介護の貢献を正当に評価すべきです。
同居介護が限界になった場合、施設入所の費用は誰が負担しますか?
施設入所費用も兄弟全員の扶養義務に基づき分担します。同居介護が限界に達した場合の施設入所は正当な選択であり、一人で負担する必要はありません。
同居介護の記録はどのようにつけるべきですか?
介護日誌をつけ、日々の介護内容と時間を記録しましょう。スマホのメモアプリや介護記録アプリを活用すると手軽です。兄弟への説明資料にもなります。

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